先月末、横須賀への日帰り旅行に行ってきました。
毎年恒例の、地元自治会による旅行です。
昨年度はバスの予約が取れず実施できませんでしたが、今年は無事にバスを手配できたため、実施されることとなりました。
基本的には毎年、「研修旅行」として行われていますが、昨年は開催できなかったこともあり、今年度はもう一回、改めて研修旅行が実施されるそうです。
楽しみです!
まずは横須賀ヴェルニー記念館!
さて、今年の旅行の訪問先は2か所です。
最初に訪れたのは、横須賀ヴェルニー記念館。
ヴェルニー記念館については、改めて明日、詳しい記事をアップしたいと思います。
とにかく、スチームハンマーが圧巻でした!
隣接するヴェルニー公園では、ちょうど「オクトーバーフェスト」が開催されており、にぎやかな雰囲気でした。
今回は自治会の旅行だったため残念ながら参加できませんでしたが、次回はぜひ楽しんでみたいと思います。
横須賀軍港めぐりへ
そして次は、お待ちかねの「横須賀軍港めぐり」です。
これは、横須賀港をぐるりと巡る遊覧船での約45分間のツアーです。
横須賀軍港めぐりはリピーターが多いことで知られていますが、その理由は、訪れる時期によって見られる軍艦や護衛艦が変わることにあります。
今回見ることができた中で、特に印象的だったのは最新鋭の護衛艦「くまの」です。
従来の戦艦とは異なり、非常に滑らかでのっぺりとしたフォルムをしており、今後はこのような形が主流になっていくそうです。
最新護衛艦「くまの」は、日本の海上自衛隊が運用する護衛艦で、いわゆる「もがみ」型護衛艦(FFM)の2番艦です。この「もがみ」型は、最新技術を取り入れつつ、コストを抑えた多機能な護衛艦として設計されています。また、「くまの」は、三菱重工業の長崎造船所で建造された、国産の護衛艦です。
特徴としては、ステルス性を重視した設計で、船体は角ばった形状ではなく、滑らかでフラットな形をしています。これにより、レーダーに探知されにくくなっているんです。また、最新の戦闘システムや無人機運用能力も備えており、多様な任務に対応できるのが強みです。
「くまの」は、主に日本近海の警戒や哨戒、対潜水艦戦、災害時の支援など、幅広い任務に対応できる汎用性の高い艦艇です。これにより、日本の海上防衛力の強化に大きく貢献しています。
また、ソマリア沖での任務から帰ってきたばかりの「むらさめ」も見られました。
ソマリア沖は海賊の被害が多いため、「むらさめ」は護衛のために派遣されていたとのこと。
そのため、横須賀に戻ってくるのはまれで、今回は貴重な機会でした。
海上自衛隊の皆さんには本当に頭が下がります。
さらに、試験艦「あすか」の姿もありました。
「あすか」では最近、電磁砲(レールガン)の試射が行われたそうです。
ニュースなどでご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、このレールガンは非常に高性能で、横須賀にいながら西は大阪、北は青森あたりまで迎撃できるとのことです。
試験艦「あすか」は、海上自衛隊が運用している実験用の艦艇です。
1995年に就役し、最新技術や新しい装備の試験・評価を行うために建造されました。
全長は約151メートル、排水量は約4,200トンと、比較的大型の艦です。
「あすか」の主な役割は、新しい兵器システムや電子機器の試験プラットフォームとなることで、最先端技術の実用化に向けたデータ収集や検証が行われています。
レールガンは、電磁力を利用して弾丸を超高速で発射する兵器で、従来の火薬式砲弾に比べて飛距離や命中精度が高いのが特徴です。
「あすか」では、このレールガンの実用化に向けて、様々なシナリオを想定した射撃実験が行われました。
具体的には、目標に対する命中精度や射程距離、発射時のエネルギー効率などが評価され、得られたデータは今後の改良や実戦配備に向けた基礎資料となります。
この試験では、レールガンが従来の迎撃システムに比べてどの程度効率的か、またどのような運用が最適かといった点も検証されています。
特に、日本の防衛戦略においては、島嶼防衛やミサイル迎撃能力の強化が重要視されているため、レールガンはその一翼を担う技術として期待されているんです。
日本は「専守防衛」の方針を掲げていますので、こうした防衛技術の強化は非常に心強く感じられます。
もちろん、戦争など起きないのが一番ですが…。
横須賀港には、他にも多数の潜水艦が停泊していました。
これだけの数の潜水艦が一度に見られるのは珍しいとのことです。
一般人が潜水艦を間近で見る機会はなかなかないので、貴重な経験となりました。
また、役目を終えた古い船も見かけました。
今後は射撃の的として使用される予定とのこと。
船の建造には莫大な費用がかかるため、退役後もこのように活用されるのですね。
今回見た中で最も印象的だったのは、やはり空母「ジョージ・ワシントン」です。
現在、日本に前方配備されているアメリカ海軍の空母は「ジョージ・ワシントン」だけです。
以前は「ロナルド・レーガン」が横須賀に配備されていましたが、「ジョージ・ワシントン」と交代する形でローテーションしています。
空母は長期間の運用に伴い定期的なメンテナンスやオーバーホールが必要となるため、一定期間ごとに配備される空母が交代することがあります。
現時点では、横須賀を母港とするアメリカ海軍の空母は「ジョージ・ワシントン」のみとなっています。
この空母は、年間の半分以上を外洋で過ごしているため、港で見られるのはとても幸運とのこと。
非常に大きく、広い甲板を持ち、そのスケールには圧倒されました。
「さすがアメリカ海軍」と思わされる迫力でした。
大当たりを引いた!
この軍港めぐり、現在、乗船券の番号でグッズが当たる企画をしていて、
今回何と、子どもの乗船券が当選!
しかも当選にも二種類「当たり」と「大当たり」があって、
当たったのは「大当たり」の方でした。
確率は、約260人の定員に対して、
当たりが6名、大当たりが2名というレアさ!
中身はこんな感じで、
いろいろなものが入っていました!太っ腹!
ランチはよこすかポートマーケット・船主さんで
団体旅行でしたが、今回のランチはよこすかポートマーケット・船主(ふなおさ)さんでした!
大きいアジフライと漁師まかない丼の豪勢ランチ、お味噌汁はサーバーから飲み放題~!
とてもおいしかったです!
デザートは横須賀ジェラートファクトリー!
選んだお味は、私が「青空と雲のクリーム」と、「チェリーチーズ」、
子どもが「青空と雲のクリーム」と「マシュマロミルク」でした!
こちらもおいしかった~💕
横須賀港はとても魅力的な場所でした。
今度はもう少し時間をかけて、散策したいと思います。
(特にみかさを、ね…)